フラフ燃料の製造
西部サービス株式会社 神戸工場
産業廃棄物処理から燃料化プラントへ。
RPF・フラフ生産事業により「脱炭素社会」に貢献
西部サービスのフラフ燃料は、原料基準を満たした廃プラスチック類を、一軸破砕で細かく破砕するだけでなく風力選別機を通すことで燃料に不向きな異物を取り除き、品質の高いフラフ燃料の生産を実現しています。
西部サービス株式会社 神戸工場処理施設図

※番号をクリックすると詳細に移動します
混合廃棄物処理フロー
混合廃棄物処理プラント 最大処理能力 | |||
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破砕 | 138.52t/日 | 選別・破砕 | 273.16t/日 |
選別 | 390.72t/日 | 光学選別 | 650.88t/日 |

収集

計量

荷降し

展開検査
機械粗選別(粒度・磁力)●トロンメル、磁選機
比重の重い土・土砂・金属を選別します。

手選別
危険物・不適物を
除去します。
二軸破砕機
より細かく機械選別する為に、50㎜~60㎜の大きさに粗破砕します。
風力選別●デストナー、サイクロン
風力により軟質系の軽量物を選別し、RPF原料・フラフ原料を回収します。
光学選別●ユニソート
赤外線を利用し、塩素含有廃プラスチック類を除去し、RPF・フラフ燃料の品質向上をはかります。
再資源化
マテリアルリサイクル
がれき類 |
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路盤材 |
金属くず |
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金属製品原料 |
サーマルリサイクル
RPF・フラフ原料にならない可燃物
焼却場・セメント工場へ熱回収による発電利用、またはセメント原燃料によるサーマルリサイクル


RPF・フラフ原料になる可燃物
木くずはRPF原料のみ
廃プラスチック類


紙くず

木くず

リサイクルできないもの
安定型埋立場もしくは管理型埋立場


RPF化及びフラフ燃料化処理フロー
RPF(固形燃料)化処理プラント最大処理能力 | |||
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破砕 | 66.40t/日 | 破砕・減容固化 | 66.40t/日 |

収集

計量

荷降し

粉物投入機

今まで処理が困難とされてきた、細粒物(~20㎜程度)を安全かつ効率よく処理することができます。
※荷姿1㎥のフレコン袋のみ
一軸破砕機(投入)
選別されたRPF原料及びフラフ原料(紙くず・木くず・プラスチック)を一定の粒度20~40㎜に粉砕します。


成形機(RPF化)
押し出し式の成形機で原料に熱を加えながら、
RPFを製造します。
成形されたRPFは、水没式のコンベアーを通り、製品の温度管理と品質チェックを行い、規格品のみ保管します。
六面圧縮梱包機(フラフ化)
運搬効率化の為、破砕した原料をサイコロ状に圧縮します。
ひとつ500kg~600kgのベーラーができあがります。

フラフ化 処理プラント 最大処理能力 |
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圧縮梱包 |
79.06t/日 |
製品ヤード(RPF化) 散水装置を完備
●成形サイズ
直径35㎜・長さ50㎜
●塩素濃度受入基準
A品:3000ppm未満
C品:3000~8000ppm未満
●鉛濃度受入基準
50ppm未満
お客様へのメリット
- ●コストダウンの計れる再資源化
- ●長期にわたり安定した供給先がある
- ●石炭の代替品としてCO2の排出量削減
大手製紙メーカーの燃料やセメント会社の原燃料としてリサイクルしています。